【無料】英語が話せない本当の理由

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【無料】英語が話せない本当の理由

01|なぜ、知っている英語が口から出てこないのか

こちらはプレビューレッスンです

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外国人を前にした瞬間、さっきまで頭にあった英語が急に消えてしまう。簡単な質問なのに返事が出ず、笑ってごまかしてしまう。そして会話が終わってから、「あれなら I think so. でよかったやん」「なんで、あの一言が出なかったんやろ」と悔しくなる。

もし、そんな経験があるなら、このレッスンはあなたのためのものです。最初に、一番大切なことをお伝えします。

英語が口から出てこないのは、あなたの努力や才能が足りないからではありません。

多くの場合、頭の中にはすでに単語も文法も入っています。ただ、その知識が「問題を解くための形」で保存されていて、会話の流れの中ですぐに使える形になっていないのです。

今日分かること

  • 知っている英語と、会話で使える英語の違い
  • 簡単な質問でも、頭が真っ白になる理由
  • 日本語を完成させてから訳すと、会話に間に合わない理由
  • この講座で身につける「英語の組み立て方」

「英語を知らない」から止まるのではない

たとえば、誰かにこう聞かれたとします。

How was your weekend?
週末はどうでしたか?

この英文に、難しい単語はありません。how も weekend も、中学校で習う言葉です。質問の意味も分かります。それでも、返事をしようとした途端に止まってしまうことがあります。

「週末は久しぶりに友人と会って、渋谷で買い物をして、そのあと新しいレストランに行った。料理もおいしくて、すごく楽しかった」と、まず日本語で伝えたい内容を作り始めるからです。

次に、「久しぶりに」は英語で何と言うのか、「そのあと」はどこに置くのか、「楽しかった」は fun なのか enjoy なのか、と考えます。さらに時制や前置詞が気になり、「間違えたら恥ずかしい」という気持ちまで入ってきます。

こうして頭の中の作業が増えている間にも、会話の時間は流れています。相手の顔を見て焦り、最初の一言さえ出なくなる。これが、英語を知っている人にも起こる「フリーズ」の正体です。

しゅみすけ

会話で止まる人ほど、実は何も考えていないのではなく、頭の中で一度にたくさんのことを処理しています。真面目に正しい英語を作ろうとするほど、話し始めるまでが長くなるんです。

知識があることと、すぐ使えることは別

英語の試験では、問題を読み、選択肢を比べ、文法を思い出して答える時間があります。一方、会話では、相手の言葉を聞きながら意味をつかみ、数秒以内に自分の返事を始めなければなりません。

これは、知識の量というより、知識の使い方の違いです。交通ルールの本を何冊読んでも、それだけで車を滑らかに運転できるわけではありません。ハンドルやブレーキを実際の流れの中で使い、何度も繰り返すことで、少しずつ考えなくても動けるようになります。英会話も同じです。

次の三つは、すべて中学校で習う英語です。

  • I was tired.(疲れていました)
  • I stayed home.(家にいました)
  • I watched a movie.(映画を観ました)

一つひとつは簡単です。しかし、会話で大切なのは、これらを見て理解できることだけではありません。「週末どうだった?」と聞かれたとき、自分の場面に合わせて、短い文を前から出せることです。

日本語をすべて英訳して言葉が出ない状態と、短い英語を順番に足して話す状態の比較

最初から、立派な一文を作らなくていい

先ほどの週末の話も、全部を一文にまとめる必要はありません。まず、こう返せます。

It was good.
よかったです。

これだけで、会話は始まっています。次に一つ足します。

I met a friend.
友人に会いました。

さらに聞かれたら、もう一つ足せばよいのです。

We went shopping.
一緒に買い物へ行きました。

この三つをつなげると、次のようになります。

It was good. I met a friend. We went shopping.
よかったです。友人に会って、一緒に買い物へ行きました。

難しい表現は一つもありません。それでも、週末の出来事は十分に伝わります。会話は作文試験ではありません。最初に短く返し、相手の反応に合わせて情報を足していけばよいのです。

別の場面でも、同じ形で話せる

大切なのは、特定の英文を一つ暗記することではありません。似た場面を同じ型で何度も見ると、「最初に短く答え、そのあとに事実を足す」というパターンが見えてきます。

仕事について聞かれたとき

How was work today?
今日の仕事はどうでしたか?

It was busy. I had three meetings. I finished late.
忙しかったです。会議が3つありました。終わるのが遅くなりました。

旅行について聞かれたとき

How was your trip?
旅行はどうでしたか?

It was great. I went to Kyoto. The food was amazing.
とてもよかったです。京都へ行きました。食べ物が最高でした。

レッスンについて聞かれたとき

How was your English lesson?
英語のレッスンはどうでしたか?

It was fun. We talked about movies. I learned a new phrase.
楽しかったです。映画について話しました。新しい表現を一つ覚えました。

どの例も、最初は It was … です。そのあとに「何をした」「何があった」を一つずつ足しています。話題が変わっても、組み立て方はほとんど同じです。

「もっと難しく言わなければ」という思い込み

英語を長く勉強した人ほど、「こんな簡単な英語では幼稚に聞こえるのでは」「せっかくなら、もっと自然で高度な表現を使いたい」と思うことがあります。気持ちはよく分かります。

しかし、会話の最初の目的は、自分の知識を証明することではありません。相手とのやり取りを始め、続けることです。短くても、順番が分かりやすい英語の方が、途中で止まった長い英文より伝わります。

まずは It was good. と言える。そのあとに I met a friend. と続けられる。この小さな成功を何度も重ねると、頭の中の単語が「知っているだけの知識」から「使える道具」に変わっていきます。

しゅみすけ

簡単な英語を使うことは、レベルを下げることではありません。知っている言葉を、会話の中で確実に働かせることです。ここが、話せるようになるための土台になります。

この講座で変えていくもの

この無料講座では、単語を何百個も追加したり、難しい文法を最初からやり直したりしません。まず、日本語と英語では情報を出す順番が違うことを知り、英語を前から小さく組み立てる感覚を身につけます。

beyondZでは、この英語特有の頭の使い方を、説明の都合上「英語OS」と呼ぶことがあります。ただし、言葉そのものを覚える必要はありません。大切なのは、日本語を完成させてから訳すのではなく、英語の順番で直接組み立てるという考え方です。

ここだけ覚える

  • 英語が出ないことと、英語を知らないことは同じではない
  • 頭の中で日本語を完成させると、会話の工程が増える
  • 最初の返事は、短くてよい
  • 一文で全部を説明せず、あとから情報を足せばよい
  • これから変えるのは、知識の量より「組み立て方」

30秒チェック

次の質問に、まず一文だけで答えてみてください。

How was your day?
今日はどうでしたか?

It was good.
It was busy.
It was relaxing.

どれか一つを選ぶだけで大丈夫です。余裕があれば、I had a meeting. や I stayed home. のように、もう一文だけ足してみましょう。


次のレッスンでは、「こんなに長く勉強してきたのに、なぜ話せないのか」を、勉強時間ではなく練習の種類という視点から見ていきます。