「英語が聞き取れない」といっても、原因は一つではありません。音がつながって聞こえない、単語の意味が出ない、文の骨格を追えない、細部に集中して全体を見失う——。この診断では、一つの短い会話を段階的に聞き、どこで処理が止まるかを確認します。
まず字幕を見ずに音声を2回聞きます。全10問・各1点です。答えだけでなく、どのSECTIONで間違えたかを記録してください。
診断用音声|カフェでの注文
SECTION 1|会話の全体像
第1問
この会話はどこで行われていますか?
- A. カフェ
- B. ホテル
- C. 駅
第2問
女性の主な目的は何ですか?
- A. 席を予約する
- B. 飲み物を注文する
- C. 道を尋ねる
第3問
店員と女性のやり取りは最終的にどうなりましたか?
- A. 注文が完了した
- B. 商品が売り切れていた
- C. 注文を取り消した
SECTION 1の答えを見る
第1問:A / 第2問:B / 第3問:A
単語が全部取れなくても、場所・目的・結末が分かれば会話の全体像はつかめています。
SECTION 2|必要な細部
もう一度音声を聞き、注文内容へ意識を向けてください。
第4問
女性が注文したものは?
- A. Small coffee
- B. Small latte
- C. Iced tea
第5問
HotとIcedのどちらを選びましたか?
- A. Hot
- B. Iced
- C. どちらも選んでいない
第6問
追加した希望は?
- A. No milk
- B. Extra sugar
- C. Decaf
SECTION 2の答えを見る
第4問:B / 第5問:A / 第6問:C
答えは a small latte / hot / decaf。全体像は分かるのにここを落とした場合、数字・条件・変更点など必要情報へ注意を向ける練習が必要です。
SECTION 3|音のつながり
次は、音声の中で実際に使われた表現を選びます。文字で知っているかではなく、音として認識できたかを確認してください。
第7問
店員の最初の質問はどれでしたか?
- A. What can I get started for you?
- B. What did you start yesterday?
- C. Where can I sit with you?
第8問
女性が注文するときに使った出だしは?
- A. I must have …
- B. Could I get …?
- C. Do you get …?
SECTION 3の答えを見る
第7問:A / 第8問:B
What can I は「ワッキャナイ」、Could I は「クダイ」に近く、単語がつながって聞こえます。文字なら分かるのに音では選べなかった場合は、語彙ではなく音の登録が弱点です。
SECTION 4|英語を前から処理する
第9問
Could I get a small latte, please? を聞いたとき、どの順に情報が入ると自然ですか?
- A. 丁寧な依頼 → 手に入れる → small latte
- B. small latte → 日本語文を完成 → Could I
- C. 全単語を記憶 → 最後に後ろから訳す
第10問
That’ll be five twenty-five. で、最も重要な情報は?
- A. will の文法名
- B. five twenty-five という金額
- C. that の日本語訳
SECTION 4の答えを見る
第9問:A / 第10問:B
英語を聞くときは、前から機能と要点を更新します。一文を記憶して後ろから訳す必要はありません。
総合スコア
9〜10点|前方処理型
音・意味・骨格をつなげて、英語を前から処理できています。次は少し長い会話や話者の意図に挑戦しましょう。
7〜8点|要点把握型
会話の目的はつかめています。落としたSECTIONを狙って聞き直すと、短期間で精度が上がりやすい状態です。
4〜6点|部分処理型
聞こえた単語を拾えますが、音と意味、または意味と文の骨格がまだ十分につながっていません。SECTION別診断を優先してください。
0〜3点|全文翻訳型
全単語を聞いて日本語にしようとして、処理が追いついていない可能性があります。短い音声で、場所・人物・目的の3点だけを取る練習から始めましょう。
SECTION別の弱点
- SECTION 1(第1〜3問)が弱い:全体像・場面予測
- SECTION 2(第4〜6問)が弱い:必要な細部への注意
- SECTION 3(第7〜8問)が弱い:音の連結・弱形の登録
- SECTION 4(第9〜10問)が弱い:語順どおり前から理解する処理
診断後の3分トレーニング
- 音声を1回聞き、場所・人物・目的だけを言う
- もう1回聞き、注文・変更・金額だけを取る
- スクリプトを見ながら音声に重ねて発音する
- 最後に字幕なしで聞き、前から場面を再現する
診断に使った会話を詳しく復習する
英語スクリプト、日本語訳、重要表現、音の変化まで確認できます。
まとめ
リスニングの弱点は「耳が悪い」ではなく、音・単語・骨格・注意のどこかで処理が止まっていることです。止まる場所が分かれば、必要な練習だけを選べます。
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語順・基本動詞・前置詞・リスニング・英語を直接話す力・独習タイプの6方向から、現在の弱点と次の練習を確認できます。
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