初級リスニング練習 全10場面
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英語のリスニングは、長いニュースや映画から始めなくても大丈夫です。まずは、場面を想像しやすい短い会話を繰り返し聞き、「次に何が来そうか」を予測する練習から始めましょう。
今回は、カフェでラテを注文する約30秒の会話です。中学英語を中心にした短いやり取りですが、実際の会話では音がつながったり弱くなったりします。最初から全部を聞き取ろうとせず、まずは場面と要点をつかんでください。
このリスニング練習の進め方
- 英語字幕を見ずに音声を2回聞く
- 3つの質問に答える
- 英語字幕と日本語訳を確認する
- 聞こえにくかった音と表現を確認する
- 最後に会話へ重ねて声に出す
一語ずつ日本語に訳す必要はありません。「注文したもの・温度・追加の希望」の3点がつかめれば、最初の聞き取りは成功です。
しゅみすけ
まずは音声を聞いてみましょう
リスニングクイズ
Question 1
What does Mika order?(ミカは何を注文しますか?)
- A. A small coffee
- B. A small latte
- C. An iced latte
Question 2
Does she want it hot or iced?(ホットとアイスのどちらを頼みますか?)
- A. Hot
- B. Iced
- C. She doesn’t say
Question 3
What special request does she make?(どんな追加の希望を伝えますか?)
- A. No milk
- B. Extra sugar
- C. Decaf
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Question 1:B. A small latte
Question 2:A. Hot
Question 3:C. Decaf
英語字幕と日本語訳
Barista: Hi! What can I get started for you?
こんにちは。ご注文は何になさいますか?
Mika: Could I get a small latte, please?
スモールサイズのラテをいただけますか?
Barista: Sure. Would you like it hot or iced?
もちろんです。ホットとアイス、どちらになさいますか?
Mika: Hot, please. And could you make it decaf?
ホットでお願いします。それから、デカフェにしていただけますか?
Barista: Of course. Is that everything?
もちろんです。ご注文は以上ですか?
Mika: Yes, that’s all.
はい、以上です。
Barista: Great. That’ll be five twenty-five.
ありがとうございます。5ドル25セントです。
Mika: Here you go.
はい、どうぞ。
Barista: Thanks. We’ll call your name when it’s ready.
ありがとうございます。できましたらお名前をお呼びします。
今回の重要表現
Could I get a small latte, please?
Could I get …? は、お店で「……をいただけますか?」と注文するときの定番表現です。getを難しく考える必要はありません。ここでは、商品を自分のところへ受け取るという感覚です。
Can I have a small latte? や A small latte, please. と言い換えても自然です。初心者のうちは、この3つのどれかをすぐ出せれば十分です。
Would you like it hot or iced?
Would you like A or B? は、店員が2つの選択肢を丁寧に示す形です。hot or iced の部分だけを聞き取れれば、質問全体を一語ずつ訳せなくても答えられます。
That’ll be five twenty-five.
会計で使われる That’ll be … は「お会計は……になります」という意味です。five twenty-five は、この場面では時刻ではなく金額の $5.25 を表します。
聞こえにくくなる音のポイント
What can I →「ワッキャナイ」のようにつながる
What can I get started for you? は、単語を一つずつ区切って発音されません。what の最後の音、can、Iがつながり、What can I 全体が短いひとかたまりに聞こえます。
Could I →「クダイ」に近く聞こえる
Could I の d と I がつながるため、日本語の「クッド・アイ」のようには聞こえないことがあります。意味を知っているのに聞こえなかった人は、単語不足ではなく音のまとまりをまだ登録できていないだけです。
That’ll be → that will be が短くなる
That’ll は that will の短縮形です。会計場面では後ろに金額が来ると予測できるため、That’ll be の音を完全に分解できなくても内容をつかめます。
聞くだけで終わらせない30秒スピーキング
次の店員の言葉のあとに、ミカになったつもりで短く返してください。長い英文を作る必要はありません。
- What can I get started for you?
→ Could I get a small latte, please? - Hot or iced?
→ Hot, please. - Is that everything?
→ Yes, that’s all.
英会話では、知っている単語の数よりも、場面に合う短い骨格を迷わず出せることが大切です。まずはこの3つの返答を、字幕を見ずに言えるところまで繰り返してみましょう。
まとめ
今回の目標は、すべての単語を完璧に聞き取ることではありません。カフェという場面から内容を予測し、注文・ホットかアイスか・デカフェへの変更という3つの要点をつかむことです。
短い会話を「聞く→確認する→音に重ねる→自分で返す」の順で練習すると、リスニングとスピーキングを同じ素材で育てられます。
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